Posted in 散文

イオンモール幕張新都心

イオンモール幕張新都心 Posted on 2013年12月22日

オープンしたばかりの「イオンモール幕張新都心」が気になり過ぎてる。
こことそう離れていない「あの場所」が夢の国なら、このショッピングモールは未来の国ではなかろうか。
今や都市論のメインテーマとして取り扱われるショッピングモール。
少し脱線になるけど、今年の夏にお台場に行く機会があって、その時にしたツイートが残ってたので、以下より。

最近では豊洲でBBQってのが都会っ子の夏の嗜みの一つになっているらしく、その奇行を横目に今までは特に気に止めなかったゆりかもめの東京を越えパラレルワールドへ誘う感覚を体験した。特筆すべきは、台場の雰囲気。海を越えて辿り着くというのはまさに比喩ではなく、どこか生活圏を越えた異質なものが蔓延してる場所に降り立つことになる。似た例を挙げればディズニーリゾートだけど、あそこはディズニーのような正の感覚ではなく、寧ろ負の要素がほとんどだった。そこに聳え立つは、あの歪なつくり(球体だけではなく建物の細部においても非常に異質)のフジテレビ社屋。悪の要塞とまではいかないけど、凄くダークなイメージを放出してるように思える。その負のイメージは恐らく呼吸が困難になった現状のフジテレビの状況をそのまま反映してるのだろう。かつて夢の国2.0を目指し意気揚々とこの埋立地に乗り込んだマスメディアの雄。その枯れかけてほろほろと剥がれ落ちる遺構のような建造物と、その一体を支配している哀愁には驚かざるを得ない。夜の台場から見る汐留側が綺麗に見えたのは、ここではもう何も生まれないという暗喩だったのかもしれない。

我ながら意味不明ですが、あの異質なお台場の雰囲気を肌で感じて、都市と生活と消費などの面白さが見えた気がしました。今やシリーズ化されている東浩紀編集の『思想地図』という雑誌の創刊号も特集がショッピングパターンだったなと思い、お台場から帰ってきて早速読み返してみたけど、台場には殆ど触れていなくてがっかりでした。
程なくして、この思想地図の記事に加筆修正された速水健朗の『都市と消費とディズニーの夢』で語られたいたのは主にショッピングモーライゼーションでした。新しい時代の消費のカタチはパターンにはめ込まれているという衝撃を受け、でもそれが時代の流れに整合しているというのは説得力があって、ショッピングモール凄いと思ったんですね。(ここで書かれていたのは主にアメリカなどの海外ショッピングモールが下敷きになっていました)勿論、これ読む前からショッピングモールは個人的に好きで、今秋行った越谷レイクタウンのイオンモールなんて胸が踊って仕方なかったです。その時のツイートもついでに載せてみます。

越谷レイクタウンのイオンモールのデカさに唖然としてる。駅直結の施設の入り口のような通路通って入っていくんだけど、そこからはセクションが円をなすように幾つか作られていて、全体としてひとつの街のようになっている。施設のすべてを歩いて回っても(ウィンドウショッピングとかなしで)多分軽く1時間は掛かる。そこを恐らくは地元の人たちが生活の基盤として利用してて、人々の動きというか流れが手に取るように可視化されてて面白かった。みんな酸素を求める火のように活気があるところに吸い寄せられていく。僕もここから徒歩圏に住んでたら電車で都心に出るよりここで満足するのだろう。これが新しい郊外の街の姿、恐らく今後はもっとコンパクトに且つ人の流れを統制できるような商業施設が増えるんだろうなと思った。ショッピングモール恐るべし。

改めて、ショッピングモールって魅力的だなと思います。
祭りの縁日が続く道の刹那的な空間とかも演出されてるし、何せあそこで物語の全てが完結してる。外的要因が入る余地がないというか。
津山に帰ったら時に友達とかが「津山は行く場所がない」とかいつも言うので、僕が「イオン行こう!」て提案し何度冷笑されたことか。んもう、まったく夢が見えない人たち。
「イオンモール幕張新都心」の魅力が少しでも伝わればとか思って適当に書いてみたのですが、要は行きた過ぎるんです。誰か行きませんか?分析怖いとか思われるでしょうが、僕はニコニコしながら、ただだらだらと楽しむことができるのではと予感してます。
カップル的にも今超寒いし、ディズニー無理じゃねってなったらイクスピアリもいいですが、新しい消費のカタチ、ショッピングモーライゼーションの時代を幕張で感じるのも手かもしれないですよ。
この上の雑文まとめて小ネタとしてあなたの恋人を驚かせてやって下さいメリークリスマス!