これが人生である。これが現実である。と言ってしまうのは、確かにそうではあるがどこか思考を放棄した感が残る。
小津は家族という括りで、誰もが当たり前と思い込んでしまっていること、あるいは当たり前と思わなければいられないようなことに疑問をぶつけたが、アルトマンもケースは違えど同じ事をこの映画で表現していたと思う。
隣人の死に痛みを感じるか?
大地震の死者が1名で安堵するか?
好きな主題だ。
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