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アーバン・リベラル・アーツとポスト・トゥルース・ストーリー。

自由への逃避行。
(TOKYO) FACTORY MAGAZINE | Post-Truth Stories for the People

これらのテクストはシミュラークルか?あるいは、シュミラークルにすぎない。

1960年代のニューヨークの象徴的存在、アンディ・ウォーホルのファクトリー(The Factory)。
1980年代のマンチェスターの象徴的存在、トニー・ウィルソンやニュー・オーダーのファクトリー・レコード(Factory Records)。

彼らは、社会にとってカウンターであり、実験的でアヴァンギャルドでインディペンデントな存在だった。
僕らは、彼らのようなカウンターに憧れていた。なぜって、そりゃヒップでクールだから。

カウンターとしての存在はどこに行ってしまったのだろうか。
現代はポスト・モダンの延長線上にありながら、すべてが相対化され物語がなくなってしまった。

僕らは、そのことにある種の寂しさを感じています。
レコードに裏表があるように、社会にはシステムとカウンターがあり、文化にもメインとサブがかつてあったと。

これは印象論ですが、ジャン=フランソワ・リオタールが言うところの「大きな物語」だけではなく、自らの実存に対峙しその存在を受け入れるといった「小さな物語」も曖昧なものになっているのではないか。

人々は「物語」のない世界で、どんな世界観の中に生きているのだろうか。
もしかすると「記号」や「刺激」だけを与えられ、それを追い続けているのか。
あるいは、そこにはどこかしら、息苦しさや生の倦怠があるのではないかと。

しかし、僕らは、むしろ、ポスト・トゥルース時代はあらたな物語が創造される舞台なのではないかと思っています。

だから、僕らは、郵便業界・出版業界・広告業界、WEB・IT・コンサルティング業界、美容・ファッション業界などバラバラな場所で日常に振り回されながら、気の向くままに言葉をテクストとして残しています。

そう、検索エンジンに遺伝子を散種するように。
そして、これを読んである種の物語に騙される人が、いつかどこかにいることを夢想して。

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