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紅白実況マラソン2016

紅白実況マラソン2016 Posted on 2016年12月31日

今年も紅白実況マラソン完走しました。

これやると毎年どっと疲れて年を越すはめになるんだけど、やっぱ一年の最後に一年を総括する優良なコンテンツがあるからと信じて。
たのですが、今年は例年にも増して「復興」と「オリンピック」のごり押しで「頑張ろう日本」「まだやれる日本」というメッセージに辟易。エンタメ系の演出も(ゴジラやPPAP)も総じて質が低く見ていていたたまれなかった。

それでも一応パフォーマンスベスト3

3位 セカイノオワリ
前半のジャニーズや若手のよく知らない曲が続く中で、ポンと出て来て短い尺ながらも自分たちの世界観を展開できるパフォーマンスに安心した。

2位 宇多田ヒカル
圧倒的な存在感。期待を一身に背負わされ、それに事務的に奉仕する姿には何年か前同じ紅白の舞台の中森明菜を連想させた。
この世と隔絶された僕らの知らない世界から歌っているような姿だった。
欲を言えば来年のデビュー20周年で同じく98年デビューの浜崎あゆみ・aiko・椎名林檎と共に見たかった。

1位 欅坂46
贔屓です。好きだらか、最高でした。

最後にちょっとした気づき。
若手の歌にほど強い政治的なメッセージが込められていること。
「逃げ恥」評でも触れた星野源の「恋」のリベラルなメッセージや欅坂のラディカルな態度、それに対する椎名林檎の一貫した右寄りの姿勢と西野カナの旧態然とした夫婦像礼賛曲。

ポップでキャッチ―な曲に隠された政治的分断が来年はもっと炙り出されれればいいのに。

それでは皆さん良いお年を!