僕はこんな本に影響を受けてきた

本には不思議な力がある。
それは、想像をかき立てるからであるし、思考をつかさどる言葉の性質によるものだと思う。
そして、本こそがもっとも思想を形成するものではないかと考えている。

僕は思想というものを、人間のOSだと考えている。
コンピューターでいうところのWindowsやLinux、UNIXといった意味でのOSである。
優れたOSは優れた処理をすることができるし、柔軟なOSは様々な状況に対応する姿勢を持っている。

人間にとって、OSの役割を果たすのが思想なのだ。
優れた思想は行動を後押しし、状況に対応する力を与えてくれる。
そして、強い思想には人を動かす力がある。

キリスト教は聖書の力により2000年の歴史を作ってきた。
マルクス主義もマルクスやレーニンの著書による功績は大きい。清濁併呑。
イスラム教のコーランや原理主義書の『道しるべ』もそうであろうし、
ジーン・シャープの『独裁から民主主義へ』もそうだろう。

僕はどんな本を読んできただろうか。
そして、その本からどんな影響を受けてきただろうか。
今から振り返れば、恥ずかしいものもあるだろう。
けれど、必死に読み込んだ本があったはずだ。
まるで、擦り切れて音が飛ぶまでレコードを聴くように。

僕は今年30才になる。
いままでそれほど多くではないが本を読んだ。
10代・20代に本を読み、感じたことは、どんな意味を持ちうるだろうか。
あるいは、何の意味もなかったことかもしれない。
あらためて振り返り、思い返すとどうだろうか。
何か見えるものがあるだろうか。

以下の本について振り返ってみたい。

◆ Ⅰ.水源篇 15才~22才
1.石原莞爾『世界最終戦論』『戦争史大観』
2.辻仁成『そこに僕はいた』『音楽が終わった夜に』
3.山田かまち『山田かまちのノート』
4.村上春樹『風の歌を聴け』『1973のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』
5.オルダス・ハクスリー『知覚の扉』
6.三島由紀夫『豊穣の海』
7.ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』
8.プラトン『ソクラテスの弁明』
9.トマス・ホッブズ『リヴァイアサン』
10.苫米地英人『洗脳原論』

◆ Ⅱ.展開篇 27才~29才
11.カント『純粋理性批判』『実践理性批判』
12.孫武『孫子の兵法』
13.岡倉天心『茶の本』
14.レーニン『哲学ノート』『何をなすべきか』
15.サルトル『実存主義とはなにか』『嘔吐』
16.三島由紀夫『行動学入門』/小坂修平『思想としての全共闘』/重信房子『わが愛 わが革命』/山本義隆『わたしの1960年代』
17.村上春樹『職業としての小説家』
18.浅田彰『構造と力』
19.中沢新一『チベットのモーツァルト』『虹の階梯』
20.ジーン・シャープ『独裁から民主主義へ』

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CoMA
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シミュラークルあるいはシュミラークル。ポスト・トゥルース的、何ものでもない何か。
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