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木曜ドラマ『BG~身辺警護人~』初回/第2話を観る。

木曜ドラマ『BG~身辺警護人~』初回/第2話を観る。 Posted on 2018年1月27日Leave a comment

『BG~身辺警護人~』初回。

「アイムホーム」以降、主人公感のない主人公を演じるようになったキムタクだが、本作もキムタクが演じる主人公としてはかなり地味。
共演者との兼ね合いやプロットの精緻さでキムタクのアクを抑えようとする手法には、もはや新しさはない。

ただ、翻ってここがテレ朝の狙いでもある。
今のテレ朝ドラマは数字だけをみると、視聴者を取り込むこと最も成功している。それは、ドラマ自体が目新しさや複雑さを捨て、いかに安定した高いクオリティを維持するかのみを目指している結果だろう。本作もその大きな潮流の一つとして見て取れる。

井上由美子の脚本に破綻は考えにくく、このまま抜群の安定感で最後まで続くことが予想できる。民間警備というテーマはNHKの「四号警備」で業務内容等描かれていたので特に触れる箇所はなく、あと物語の見どころとして触れるなら、「踊る…」の柳葉-織田を彷彿とさせる江口-木村の立場関係。

まさかこの年齢でキムタクが所轄の刑事ばりにエリートに意見しながら仲を深めていくというありふれた展開にと思わなくもないが、恐らく視聴者はそこを求めている。それにやさしく答えて数字を稼ぐのがテレ朝ドラマの鉄則であり、そこら辺含めて優等生を演じ切る様子を微笑ましく鑑賞したい。

『BG~身辺警護人~』第2話

とても豪華なつくりなのは伝わるが、細部の粗が目立つ。今回のストーリーに不必要な今大人気の石田ゆり子のシーンをわざわざ作ったり、警護の対象をあり得ない方法で逃がしてしまったり、ハイヒールを履かせたり。こういう細部を軽視した大雑把さな展開が続くようでは考えものである。

キムタクのアクは設定上うまく中和されてるのだから、しっかり作った制約の中で身辺警護のリアリティと木村-江口、木村-斎藤の関係で物語を盛り上げれば十分楽しめそうなのだけどな。

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